ロボアドバイザー投資で有名なウェルスナビと楽ラップ。どっちがおすすめなのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、ウェルスナビと楽ラップの違いについて紹介しています。
この記事を読み終えると、どちらが自分に合ったロボアドバイザーなのかわかるでしょう
もくじ
ウェルスナビとTHEO(テオ)の特徴を比較
ウェルスナビの魅力
- 利用者数No.1のロボアドバイザー
- 最低投資額:10万円
- 手数料は1.0%
- 運用プランの無料診断ができる
- お得なキャンペーン実施中
楽ラップの魅力
- 楽天運営のロボアドバイザー
- 最低投資額:10万円
- 手数料は0.99%
何が違う?ウェルスナビと楽ラップを比較
最低投資額はウェルスナビも楽ラップも10万円
ウェルスナビ、楽ラップともに最低投資額は10万円です。
一般的に適切な分散投資には最低10万円が必要と言われています。余剰資金として10万円を用意したうえでロボアドバイザー投資を始めましょう。
最低投資額として10万円は用意したいところですが、1万円の少額ではじめたい人はTHEO(テオ)がおすすめです(1万円からロボアドバイザー投資ができます)
手数料は楽ラップの方が安い
どちらもサービス利用手数料がありますが、ウェルスナビより楽ラップの方が安いです。
ウェルスナビの手数料は年間1.0%。一方楽ラップの手数料は0.99%です。10万円の投資なら10円、100万円の投資なら100円が手数料差なので大きな差ではありません。
ウェルスナビには長期割がある
ウェルスナビには預け資産額によって半年ごとに手数料が割引になります。
預け資産額 | 半年に1度の割引率 |
50万 〜 200万 | 0.01% |
200万以上 | 0.02% |
最大0.90%まで手数料が引き下げになるので、長期投資を考えるとウェルスナビの方が手数料が安くなります。
さらにウェルスナビは3,000万円以上の預け資産になると、手数料が0.50%まで割引になるサービスもあります。
長期投資、高額投資を考える場合はウェルスナビの方が手数料が安くなることを覚えておきましょう。
ポートフォリオは楽ラップの方が多い
ロボアドバイザー投資は基本的に分散投資です。
リスクを回避するために多くの運用商品に投資を行うのがロボアドバイザーの特徴。投資先の運用商品が多いほどリスク分散ができます
ウェルスナビの運用商品数は7。一方楽ラップの運用商品数は15です。
ウェルスナビの運用商品(ポートフォリオ)
- 米国株
- 日米株
- 新興国
- 米国債券
- 先進国国債
- 金
- リート・不動産
楽ラップの運用商品(ポートフォリオ)
- 国内株式
- 外国株式(5銘柄)
- 国内債券
- 外国債券(6銘柄)
- REIT(2銘柄)
楽ラップの方が運用商品は多いですが、銘柄で見るとウェルスナビの方が魅力的だと僕は思います。
運用実績はウェルスナビが優勢
ウェルスナビと楽ラップの利回りを比較すると若干ですがウェルスナビの方がパフォーマンスが良いです。
どちらも評判が良いので、運用実績に大きな差はありませんが僕個人としてはウェルスナビを信頼しています。
このブログでも運用実績を公開しているので、利回りが気になる方は以下の記事をご覧ください
出金スピードはウェルスナビ4日、楽ラップ10日
比較 | 出金までの日数 |
ウェルスナビ | 4営業日 |
楽ラップ | 10営業日以内 |
口座からの出金が気軽にできるのはウェルスナビです。
楽ラップが10営業日かかるところ、4営業日で出金できるので3倍近くの差があります。
急にお金が必要になった際は出金スピードが求めらえるので、ウェルスナビの方が有益です。ただし出金を行うと利益確定で課税の対象になるのでご注意ください。
なるべく出金をしないで長期投資することが資産運用のポイントなので、余剰資金を投資することをお勧めします。
使いやすさはウェルスナビの勝ち
サイトの使いやすさ、資産運用の手軽さはウェルスナビの方が勝ります。
登録や口座開設も簡単ですし、無料で運用プラン診断もできます。サイトやアプリが使いやすいのでストレスなく資産運用が始められます。
使いやすいサイト、管理しやすいアプリで資産運用をしたい方はウェルスナビがお勧めです。
キャンペーンはウェルスナビの方が多い
ウェルスナビも楽ラップもキャンペーンを実施していますが、プレゼント内容の豪華さや豊富さはウェルスナビの方が多いです。
ウェルスナビでは、キャンペーンを利用して口座開設や入金を行うと、手数料のキャッシュバックや金額の上乗せが適用になります。※キャンペーン内容は時期によって異なります
口座開設や入金を行う際は、必ずキャンペーンにエントリーしておきましょう
知らないと損する!ウェルスナビと楽ラップの補足情報
税金対策ができるのはウェルスナビだけ
ウェルスナビにはDeTAX(デタックス)と呼ばれる自動税金最適化機能があります(楽ラップにはありません)
一般的に投資で利益を出すと税金がかかります。しかし分散投資の場合は利益が出ているETFもあれば、損失が出ているETFもあります(ETF=上場投資信託)
ウェルスナビは保有しているETFのうち含み損が出ているETFを自動で一部売却してくれます。
つまり、わざと損失を確定することで利益との相殺になり税負担を減らしてくれるんです。
楽ラップにはなく、ウェルスナビ限定の機能なので高額投資をするなら確実にウェルスナビの方がメリットが大きいでしょう。
下落ショック軽減ができるのは楽ラップだけ
楽ラップには、相場の暴落に備えてショックを軽減する下落ショック軽減機能があります(ウェルスナビにはありません)
株式市場の値動きが激しくなった場合、株の投資配分を下げて債券の配分を増やすことで下落による資産の損失を軽減させます。
資産運用は長期投資で損失が出るのは当たり前ですが、一時的でも資産を減らしたくないという方は楽ラップがおすすめです。
※損失は緩和できますが、その分大きな利益を取りこぼすこともあります。確実にお金を増やしたい方におすすめの機能です。
ウェルスナビはSBI証券と提携がある
ウェルスナビは設立年数が浅いこともあり不安視される声も多いです。一方で楽ラップは楽天が運営していることもあり安心の声もあります。
しかしウェルスナビはネット証券最大手のSBI証券や住信SBIネット銀行と提携しています。不安の声も多いですが、大手の証券会社がサポートしているので僕たちとしてはかなり安心です。
まとめ!ウェルスナビと楽ラップの比較表
ウェルスナビ | 楽ラップ | |
最低投資額 | 10万円 | 10万円 |
手数料 | 1.0% – 0.90% | 0.99% |
ポートフォリオ | 7 | 15 |
運用実績 | ◎ | ◯ |
出金日数 | 4営業日 | 10営業日以内 |
使いやすさ | ◎ | ◯ |
キャンペーン | ◎ | ◯ |
税金対策 | ◯ | ー |
下落ショック軽減 | ー | ◯ |
結局!ウェルスナビと楽ラップってどっちがおすすめなの?
ウェルスナビと楽ラップで迷ったら、僕はウェルスナビをお勧めします
ウェルスナビは運用実績も高く、サイトも使いやすいので投資初心者が手をつけやすいロボアドバイザーです。
公式サイトから運用プランの無料診断もできますし、キャンペーンも充実しています。
ただし楽ラップの下落ショック軽減機能はないので、一時的でも資産が減ることを避けたい方は楽ラップを選びましょう。